小学生向けの通信教育探しで悩んでいる方や、家庭学習教材の見極め方がわからない方はこの記事をご覧になってください。家庭学習で使う教材を選ぶには教材の良し悪しも大切ですが、それぞれの子どもと相性が良い教材を探すことが一番大切です。ここでは、子どものタイプ別にどのような教材が合うのか、またその具体的な情報を紹介します。
小学生向け通信教育・家庭学習教材の選び方
教材を選ぶ前に、家庭で学習を行う目的を明確にしてみて下さい。目的を明確にすることで必要な教材がわかり、いくつか出てくる候補の中から、子どもの特性や家庭の事情に合った教材を選べるのではないでしょうか。
子どもと教材とのマッチングをしなければ、いくら良い教材でも学習効果が発揮されないかもしれません。ここでは、教材選びの際、考える観点と教材の例を紹介します。
学習習慣と学習の目的から 使用する教材を選ぶ
お子様の学習習慣はいかがですか? 家庭での学習習慣が有り、自分で毎日学習することが出来るのか、学習習慣がないので習慣づけの指導が必要なのか、ということを考えて下さい。
そして、家庭での学習を行う目的は、難関中学の受験のためなのか、授業についていくための勉強なのか、同じ家庭学習でも様々あります。この記事では、家庭学習のタイプごとに教材選びのヒントをご覧いただけます。
この記事内で紹介する通信教育・教材タイプ
この記事で解説・紹介する通信教育教材とは自宅に居ながら、学校のテスト勉強や受験勉強が出来る教材です。家庭教師については、自宅に訪問されるものではなく、オンライン指導のみを紹介しています。
学年別 タイプ別 通信教育の選び方
同じ学習の目的をもっていても、小学1・2年生と小学3年生以上では、使用する教材の種類が違います。該当する学年の項目をクリックして、解説をご覧ください。
小学校低学年(1・2年生)タイプ別 通信教育の選び方
小学校の低学年は、勉強に対する興味ややる気はあるが、「集中力が続かない」「遊んでしまう」といった子どもが多いのではないでしょうか。こどものタイプに合わせ、下の項目を開いて解説をご覧ください。
家庭での学習習慣がある程度身についていて、15分程度なら集中して机に向かうことが出来る場合、「Z会通信教育 小学生コース」や「進研ゼミ小学講座」のようなプリント学習、またはタブレット学習で効果が期待できます。プリント学習の選び方は、ご家庭で保護者が添削出来るのであれば、「小学ポピー」のような添削の無い教材、家庭での添削は難しい場合は添削がある教材または、タブレット学習の教材、もしくは、インターネットを使わないデジタル教材の「天神」などが有ります。
小学校入学したばかりで、まだ家庭での学習習慣がないお子様の場合は、楽しみながら徐々に学習習慣を身につける「名探偵コナンゼミ」や無学年式の「すらら」などのプリントやタブレット教材が有ります。誰かに言われないと勉強を始めないなどのきっかけが必要な場合は、オンラインの学習塾などの利用できっかけを作り、学習を始めさせることも必要かもしれません。
学校の授業についていけず、成績も伸び悩んでいる様子なら無学年式の教材「すらら」などが有ります。今の授業内容ではなく、さかのぼってつまずいたところを何度も理解できるように繰り返し学習することで、勉強に対する苦手意識も解決していきます。
学校の授業に関しては十分理解していて、持て余している。また中学受験を予定しており学校より発展した内容の学習を求めている場合は、学習内容にハイレベルの選択ができる「Z会小学生コース」や「Z会小学生タブレットコース」、発展クラスの設定されている「スマイルゼミ小学生」などが有ります。
オンラインの個別指導をお考えなら、現役東大生に家庭教師をしてもらえる「トウコベ」やプロの講師を指名できる「マナリンク」などが有ります。
小学校中・高学年(3〜6年生)タイプ別 通信教育の選び方
小学生も中学年になると、しっかり学習習慣があるこどもと、学校の授業についていけない状況になっているこどもが出てきます。状況にあわせた項目を開いて、中の解説をご覧ください。
勉強が苦手で、学校の授業についていけない様子なら、無学年式の教材「すらら」での家庭学習の習慣づけから、さかのぼり学習で過去のつまずいた箇所を克服することができます。また、スキマ時間にタブレットなどを使ってさかのぼり学習をするなら「スタディサプリ小学講座」で補足学習という手も有ります。
「スマイルゼミ小学生コース」は2022年から基礎学力をつけるコアトレという無学年学習も始まりましたのでこちらもチェックしてみて下さい。
勉強が苦手というこどもの中には、「勉強のやり方がわからない」という子どももいます。オンライン個別指導の中には「トウコベ」や「Netty」といった勉強方法を指導してくれるところもあります。
難関中学への受験などを考えているが、通塾は避けたい場合や、近隣に良い塾がないなどで通信教育を探している場合は、タブレット学習なら「Z会タブレットコース」や「デキタス」などが学力を伸ばすのではないでしょうか。オンラインの家庭教師をお探しなら現役東大生が講師をしてくれるオンライン個別指導の「トウコベ」やプロ講師を指名できる「マナリンク」などがあります。
学校や家庭教師の学習の補完に「スタディサプリ小学講座」の動画授業を使う方もいるようです。
通信教育、各種家庭学習教材 25選
それぞれ、子どもの学習の目的やタイプで教材を選ぶときの参考にして下さい。各教材の詳細情報は、紹介記事と公式サイトをご覧ください。
小学生向け タブレット学習・デジタル教材
タブレット端末(オリジナルまたは市販のもの)を使って学習をする教材です。中にはパソコンやスマホでも利用出来るものも有ります。タブレットを使うことで、自動の◯付け機能があるものや、通常の学習に動画の解説がついていて分かりやすいものなど色々有ります。各教材の特色がありますので、気になった教材は詳細を確認して下さい。
小学生向け プリント学習教材
プリント学習は、コスト面でも優秀、さらに書くことで学習効果が出やすい学習方法です。デジタルだけでは定着しない学習効果が、書くことで期待できます。ただ、紙の教材がかさばったり、散らかったりと各家庭では悩みのタネにもなっている側面もあります。プリント教材は添削指導のときも一度学習したものを送ってから添削、返送という流れのため、タイムラグが出てしまうのも気になります。
オンライン学習塾、オンライン家庭教師
オンライン家庭教師やオンライン学習塾は、基本的にパソコンなどインターネットを使って授業を行います。この点はどこも同様に行われています。違いはその中身で、指導方法や学習への思いが違うので、考え方は千差万別です。詳細をご覧になって相性を基準に選んで下さい。
お子様と相性の良い教材を見つけていただければと思い、様々な通信教材を紹介しました。気になる教材は、詳細をご覧になって下さい。無料の体験版利用や無料の体験授業などを行っていることも多いので、ぜひご活用下さい。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。